金属は、売ると高く売れると聞いたことがある人も多いはずです。
でも、金属といっても色々な素材の種類がありますよね。
金属の中でも、チタンは価格が高騰して高く売れる可能性があるんです。
そこで今回は、チタンが高く売れる理由や買取相場や高価買取のコツなどを紹介します。
目次
チタンとは?

チタンというのは、銀灰色の金属です。
工業製品として価値が高く、レアメタルの一種として取り扱われています。
チタンは、地球の近くの中でも9番目に多い元素なので、資源的には珍しいものではありません。
チタンは製造する段階で高度が技術やコストが必要なので、大量生産が難しいものです。
ですから、レアメタルとして取り扱われているのです。
チタンが高く売れる理由は?

チタンは金属の中でも高く売れるものです。
それはなぜかというと、需要が多く、供給が少ないという理由が挙げられます。
【1】需要が多い
チタンは製造が難しく、コストがかかる金属です。
掘り出されたとき酸化物として採掘される鉱物ですが、金属として使用するためには酸化していない状態にしなければいけません。
また金属としての純度を上げる必要もあります。
チタンは流通量も少ないので、とても希少価値のある金属として取り扱われいるんです。
【2】工業製品として重宝されている
チタンは、工業製品として非常に優れた特性を持っています。
- 軽い
- 強い
- さびにくい
- 熱伝導率が高い
- 金属アレルギーを起こしにくい
これらの特性をもった金属です。
工業製品だけでなく、アレルギー対応のアクセサリーなどにも使われています。
飛行機や船舶などにも使用されています。
【3】加工が難しい
チタンは、とても加工が難しい金属です。
強度が高く、溶接やプレス成型、切削も難しいため難削材とも呼ばれています。
加工する際には、チタンの特徴に合わせた技術が必要なんです。
チタン専用の工具などが必要な場合もあり、扱いが難しい金属として分類されています。
高価で扱いにくいため、高品質な金属として扱われているのです。
チタンの種類

チタンは、大きく2種類に分けられます。
どのような違いがあるのか見ていきましょう。
【1】純チタン
純度の高いチタンで、他の成分も含まれています。
純チタンは国内で一般的に使用されているもので、合金よりも安価で加工がしやすいです。
化学工業、電力・建築・土木産業などに使用されます。
【2】チタン合金
チタン合金は、アルミニウムやニッケルなどの他の素材を混ぜて作られているものです。
混ぜる素材によって、強度や耐食性などをアップさせることが可能です。
軽量のチタンでも、精度の高い金属が作られています。
純チタンよりも高価で、加工や合金チタンの製造が難しかったり、扱いが難しくなるのがデメリットです。
航空機産業などで利用されています。
チタンはどんなものに使われている?

チタンといっても、どんなものに使われているのでしょうか?
- 日用品
- なべ
- フライパン
- 時計
- アクセサリー
- ハサミ
- ひげそり
- 自動車部品
- 自転車部品
- ゴルフ用品
- 通信・光学機器
- バルブ
- 医療・健康器具
- 手術用器具
- ペースメーカー
- 歯科材料
- 車いす
- 屋根
- 外壁
- 標識
- ナット
このように、チタンは生活のあらゆる場面で使われている金属なんです。
身近なところでチタンが使われているものって、意外に多いんですね。
チタンの買取相場

チタンの買取相場は、通関最低価格770円/1kgで、最高価格は1,500円/1kgです。
他の金属に比べると値段が高く、価格変動も大きくなっています。
価格が安定することはなく、相場は時期によっても常に変動しているので、買取を依頼する際にはその時の買取相場を事前にチェックしておくようにしましょう。
チタンの高価買取のコツ

チタンをできるだけ高く買い取りしてもらうためのコツを紹介します。
【1】買取方法を選ぶ
チタンのような金属スクラップを買取してもらう方法は、3つあります。
- 出張買取
- 宅配買取
- 持ち込み買取
スクラップ業者に持ち込むとなると、どこにもっていったらいいのか分からないという場合や、重くてなかなか運べないという点があります。
しかし、出張買取や宅配買取であればあいた時間に依頼できるので、時間の節約にもなります。
また、持ち込み買取をすると、運送費用の削減になることから買取価格がアップするという可能性もあります。
チタンを買取してもらうことが負担にならないように、自分に合った買取方法を選ぶようにしましょう。
【2】まとめて売る
チタンを売る際には、少量ではなくある程度量が集まってから買取してもらうようにしましょう。
一度にまとめて売ったほうが、運送料などの節約になるからです。
また、まとめ売りすると買取金額に上乗せしてもらえる可能性もあります。
量が多ければ多いほど、少ない量よりも高く売れます。
【3】見積もりを比較する
チタンを買取してもらう際には、事前に見積もりを出してもらえます。
いくつかの買取業者を比較し、一番高く買い取りしてもらえるところを選ぶといいでしょう。
買取価格が見積もりの値段と同じとは限らないので、事前に確認しておくようにしましょう。
まとめ

チタンとはどんなものなのか、なぜ高く売れるのか、買取相場や高価買取のコツを紹介しました。
チタンというとどんなものなのかな?と思いがちですが、意外に生活用品などに使われている素材なんです。
まとまった量のチタンがある場合には、買取業者に売れば少しでもお金になるかもしれません。
是非、参考にしてみてくださいね。
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