庭に大きな庭石がある家庭は少なくありません。古くからある家や和テイストで建築した家の場合は、庭石があることが多いと言えます。
ですが、住宅をリフォームするときや庭に新たな設備をつくるときなどには邪魔になることもあるでしょう。実際、庭石が邪魔で困っている人は少なくないです。
いくつかの方法で買ってもらえる可能性がありますが、必ずしも値段がつくとは限りません。その場合はお金を払って処分を依頼します。
庭石をどうにかしたい場合は、詳しい内容をチェックしておきましょう。
目次
買取ができる場合、できない場合はどのように対応すればいい?その方法は?

買取ができる場合は、購入者と相談して運搬方法を検討する必要があります。
近所に住んでいる場合はトラックなどを使用して運べる可能性がありますが、そうでなければ専用サービスを利用することになるでしょう。
重量とサイズをクリアしていれば宅急便でも送ることができますが、クリアしない場合は重いものの輸送を引き受けてくれるサービスを探すことになります。
買取ができない場合は無料引き取りまたは処分を検討することになるでしょう。お金を支払うことはできないけれど、無料であれば引き取るというサービスもあります。
また、無料では引き取れないけれど有料で処分を行っているケースも少なくありません。買い手が見つからない場合は無料もしくは有料で引き取ってくれる相手を探すべきです。
石の引き取りや処分に特化した専門サービスはないため、近所の造園業者や解体業者を始めとする対応してもらえそうなサービスを1つずつ調べていく必要があります。
公式ホームページなどに対応可能かどうか書いていなければ、問い合わせることによって応じてもらえることもあると知っておきましょう。
買取ができる場合、できない場合でやることは違ってきますが、このように対応すれば良いです。
庭石の買取・処分する場合の業者はどこがいい?

庭石の買取や処分を依頼する場合、いくつかのサービスを利用することができます。造園業者や解体業者、ホームセンターやリフォーム会社が主なサービスです。
造園業者の場合は状態によっては無料で引き取ってもらえる可能性があるため、まずは相談してみることをおすすめします。
ホームセンターも、商品購入などの条件をクリアしている場合は無料で引き取ってもらえることがあると知っておきましょう。
リフォームを実施する場合は、リフォーム会社に相談すればお金をかけずに処分してもらえることがあります。
いずれもお金が必要かどうかはサービスごとに違うので、要相談だと言えるでしょう。これらの利用が難しい場合は、解体業者に任せることをおすすめします。
費用が必要となりますが応じてもらえる可能性が高いです。忘れがちですが、自治体でゴミに出せるケースもあります。石をゴミとして出せる場合は、こちらを利用することもおすすめです。
何とかして売りたいと考えている場合、これらの業者ではなくフリマアプリなどを使って個人譲渡を行うことになります。
周囲にサービスがあるかどうか、石の大きさや状態を考慮して、最適な方法を選べるようにすることが大事です。
庭石の買取・処分する場合の業者への費用はいくらくらいかかる?

庭石の処分をお願いする場合、5万円前後の費用となるケースが多いです。
1kgあたり30円から40円ほどに設定しているケースが多く、kg当たりの値段を見ると安く感じるかもしれません。けれども、石は想像以上に重量があります。
日本庭園に使われているような景石は1トンを超えてもおかしくないです。それだけで3万円から4万円の費用が必要となりますし、多くの場合は重機を使って引き取ってもらうことになります。
クレーンなどを使用するとなると、ここでも追加費用が発生する可能性が高いです。3万円から5万円の追加となるケースが多いと言えます。
1個だけ処分したい場合は5万円前後で済む可能性が高いですが、広い庭に何個も石があるような場合はもっと高い値段になるでしょう。
最初に重さ当たりの値段しか確認しておかなければ、石の重量を理解していないことや重機の使用で追加費用が発生する可能性を知らないことで、請求額に驚くことになってしまう恐れがあります。
小さな庭石でも数万円、大きなものや大量のものであればかなり高い請求を受けてもおかしくないと理解しておく必要があるでしょう。
トラブルにならないようにするためには、事前に見積もりを依頼しておくことをおすすめします。
庭石の買取・処分する場合の注意点は?

庭石の買取や処分を希望する場合、注意しておかなければならないことがあります。
業者に依頼する場合は敷地内で粉砕が行われることもあり、そうなると近隣住民から騒音の苦情が出る恐れがあるでしょう。
詳しい作業内容を確認しておかないと、処分する段階になってトラブルに気づくかもしれません。
買取を期待する場合、運搬が大変であることを理解しておかないといけないです。買い手があらわれたとしても遠方であれば高い送料が必要となり、赤字になるリスクもあります。
庭石は買取や処分を行うことができますが、正しい知識を持っていないと大変な思いをすることになるでしょう。
事前に理解を深めておき、スムーズに買取や処分が実現できるようにしておくと良いです。
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