カブトムシを育てていたら、想像以上に繁殖してしまった!ということもあるかもしれません。
卵をいっぱい生んで、幼虫もたくさん増えてしまって困っているという人は、自然に還してしまえばいいと思うかもしれません。
しかし、増えてしまった幼虫やカブトムシを自然に還すのはとても危険なことなんです。
そこで、カブトムシや幼虫は買取サービスの利用ができるのかどうか紹介します。
また、自然界に逃がしてはいけない理由についても解説しますので、参考にしてみてください。
目次
カブトムシ(幼虫)は買取サービスの利用ができる?

カブトムシや幼虫の買取サービスは調べるとたくさん出てきますが、実は買取サービスが利用できるのは、外国産のカブトムシだけなんです。
国産のカブトムシは業者が大量養殖して発送しているのでペットショップやホームセンターなどに引き取りをお願いしても断られてしまいます。
外国産の買うと高いカブトムシなどなら買取サービスの利用が可能です。
もし国産のカブトムシをなんとかしたいという場合には、他のサービスを利用するようにしましょう。
カブトムシ(幼虫)を手放したい場合は?

たくさん増えてしまったカブトムシや幼虫をなんとかしたいという場合には、オークションで出品するという方法が一番です。
また、子どもが多く集まる場所などで自分で売るという手もあります。
ジモティーなどの地元掲示板を利用するのもいいですね。
有料でも取引は可能ですが、無料でも取引できるので人気が高く、利用者も多いです。
直接会って取引すれば送料などもかかりませんし、昆虫をどうやって送るのか?という問題もクリアすることができます。
外国のカブトムシ(幼虫)の買取相場は?

国産のカブトムシは高値がつく可能性は低いですが、外国産のカブトムシや幼虫であれば高値で取引することができます。
だいたいどのぐらいの値段で取引されているのかどうか、買取相場について紹介します。
買取相場は、オークファンのものを参考にしてみてました。
種類 | 買取相場 |
アブデルスツノカブト 幼虫11頭 | 1,700円 |
アクティオンゾウカブト幼虫20匹 | 23,000円 |
ホワイトアイ8匹 | 5,000円 |
ゴホンヅノカブトムシ2匹 | 5,000円 |
レッドアイレッドボディ幼虫つがい | 2,000円 |
ヤヌスゾウカブト幼虫10頭 | 24,500円 |
ヘラクレスオオカブト幼虫5匹 | 2,500円 |
また、国産のカブトムシは20匹で800円ぐらいで取引されていました。
幼虫は50匹で3,000円程度です。
参考にしてみて下さい。
カブトムシを捕まえて売ろうと思っても、高くは売れないという事を覚えておきましょう。
カブトムシ(幼虫)を逃がしてはいけない理由

カブトムシや幼虫が増えすぎてしまったら、その辺に逃がせばいいのでは?と思うかもしれません。
しかし、カブトムシや幼虫を逃がしてしまうのは基本的にはNGです。
日本産のものであれば地域差はありませんが、自然の個体と飼育下の個体ではサイズが違います。
また、遺伝子も住んでいる場所によって違うので、安易に逃がしてしまえば生態系を崩してしまう可能性があるからです。
もしカブトムシを逃がす場合には、採取した場所に逃がすようにしなければいけません。
しかし、もし購入したカブトムシやもらったカブトムシの場合には採取したところで逃がすというのはとても難しいことです。
自分で採ってきたもの以外は、その辺に逃がしてしまうのはやめておきましょう。
カブトムシを郵送する方法は?

もしカブトムシや幼虫を買取してもらうと言った場合に、カブトムシの送り方について困ってしまう場合もあるでしょう。
カブトムシや幼虫などの昆虫をオークションなどに出品し、送る場合にはゆうパックを利用するのが便利です。
ゆうパックなら、昆虫などの小動物の輸送を取り扱っています。
他の配送業者では取り扱っていないことも多いので、ゆうパックの利用がおすすめです。
カブトムシを入れる場合には、プリンカップに入れて送ると送りやすいです。
カブトムシ(幼虫)の引き取りサービスにはどんなものがある?

カブトムシや幼虫を引き取りしてくれるサービスもあります。
Garage疾風や、オオクワハウスでは、カブトムシや幼虫などの生態の引き取りサービスを行っています。
ヘラクレスオオカブトであればビートランドでは引き取りをしてくれます。
季節やタイミングによっては引き取りサービスが終了していることもありますので、引き取りサービスを実施しているかどうか事前に確認しておくようにしましょう。
まとめ

カブトムシや幼虫が増えすぎてしまった場合、公園などに逃がしてしまえばいいと考えがちです。
しかし、安易にカブトムシや幼虫を逃がしてはいけないということがお判りいただけましたでしょうか。
カブトムシや幼虫は、引き取りサービスやオークション、地元の掲示板などを利用して欲しい人に譲るのが一番いいい方法です。
カブトムシはホームセンターなどでも売られているので、売ったら高値が付くのでは?と思われがちですが、実際にはそうでもないようです。
高く売りたい場合には、外国産のカブトムシだということを覚えておきましょう。
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