所有の土地に竹林があるという人もいると思いますが、竹って実はお金にすることができるんです。
竹はほかっておくと筍が生えてきますが、それをほかっておくとさらに竹がどんどん増殖してしまいます。
そんな竹を整備しなくてはいけないのでたくさん伐採する機会もあるのではないでしょうか。
竹って固いし、結構立派だから処分するのも気が引ける…という場合でも竹を買取してくれる業者があるのでそこに一度相談してみることをおすすめします。
今回は、竹を売りたいときはどうしたらいいのか?竹の買取業者や処分方法について紹介します。
目次
竹って売れる?売ってもいい?

家の裏山や、所有の土地が竹林と化しているという人もいるでしょう。
そして、それを放置しておくとどんどん荒れて行ってしまいます。
イノシシは竹林などに隠れていることが多い動物です。
竹がたくさん生えていることでイノシシの隠れ場所を作ってしまっているということなんです。
ですから、イノシシが隠れられないようにするために竹を伐採するという話もあるんです。
伐採した竹は一体どうしたらいいのでしょうか?
せっかく立派な竹がとれたんだから、売れるのでは?と思う人もいるでしょう。
自分の所有地でとれた竹は、売っても問題ありません。
しかし、どこの竹林でも竹を勝手にとっていいというわけではないので注意が必要です。
他人の所有地や、公の土地などの場合には勝手に売買してはいけないという可能性もあるので必ず確認するようにしましょう。
竹は売るとお金になる?

竹は売ることはできますが、利益としてはほぼありません。
竹を買取している業者もありますが、高価買取してもらえる竹というのは、見た目がキレイだったり、竹材に使えるクオリティの高い竹です。
そのへんにある荒れた竹林の竹は高く売れる可能性は低いでしょう。
竹の買取相場はだいたい1kgあたり4~10円程度です。
竹藪にいって竹を切るのって結構労力がいるものなんですが、それに見合った金額とはとても言えないぐらいの安値になってしまいます。
高く売れる竹はどんな竹?

その辺に生えている竹は高く売ることができませんが、高級な竹もあります。
- 斑竹(はんちく)・・・渦巻き模様のついた竹で、天井の梁・筆・茶道具・インテリア家具などに使用される。
- 煤竹(すすだけ)・・・藁ぶき屋根などの点状に使用されたりする竹で、数が少なく希少価値が高い。
これらの種類の竹は高級な竹素材であり、希少性も高いので高く売る事ができます。
斑竹・煤竹は天然ものの増産が困難で、手に入りにくいのです。
また、日本独特の伝統や歴史を感じられる素材ということで海外からも人気が高く需要もあります。
それぞれの素材を使用した竹製品は、5,000円~20,000円で売れることもあり、かなり高値であることが分かります。
竹の買取業者を紹介!

竹を買取しhてくれる業者はどんなところがあるのか見ていきましょう。
【1】株式会社バンブーテクノ
株式会社バンブーテクノは、竹などの天然資源を使って新たな産業を創製するために、竹の買取を行っている会社です。
どんな竹でもいいわけではなく、条件があります。
- 長さ250cm以上
- 太さ8cm以上
- 竹齢3年以上
- 枝葉・若竹・枯竹は不可
これらの条件にあてはまる竹がある場合には利用してみてください。
【2】竹買取 .com
竹買取 .comは、京都府の農林業と食をトータルプロデュースするNPO法人日本農林再生保全センターが行っている竹買取サービスです。
全国の里山で問題視されている放置竹林問題に取り組み、竹の有効活用をしようと考えている団体です。
買取可能エリアは近畿圏内で、買取可能な竹の種類は孟宗竹、真竹、淡竹、矢竹などになります。
竹が売れないときの処分方法

竹の買取業者はエリアが限られていたり、どうやって探したらいいのか分からないことも多いです。
竹を処分する際の方法を紹介します。
【1】可燃ごみ
竹は可燃ごみで出すことができます。
しかし、サイズも大きくゴミ袋に入れるためには小さいサイズに切らなければいけません。
竹を切るのはかなりの手間ですので、可燃ごみに出すのは結構大変なことです。
【2】粗大ごみで出す
可燃ごみの袋に入れるのが面倒なら粗大ごみで出すという方法もあります。
しかし、竹を粗大ごみで出そうと思うと、長さや太さの条件があったり、乾燥させてからでないと引き取ってもらえないなどがありました。
こちらもかなり手間のかかる方法です。
【3】産業廃棄物として回収にきてもらう
竹を引き取りしてくれる業者は多くいますが、費用がかかります。
キロ単位でいくらという計算になりますが、竹をたくさん処分しようと思うと結構な重さになってしまいます。
たくさん処分したい竹があるという場合にはかなり高額になってしまう可能性もあるので気を付けましょう。
【3】竹炭にする
竹は、竹炭にするのがおすすめです。
竹炭は農地の土壌改良にも役立つのでお金を出して購入する農家もあるほどなんです。
それだけでなく竹炭には使い道が色々あるので、竹炭にしてしまうのもいいですね。
まとめ

竹は売れるのか?買取業者や処分の方法を紹介しました。
竹は、買取してくれるところもありますがエリアが限られているので全国的にというのは結構むずかしそうです。
売れなかったので処分したいという場合の方法もきちんと押さえておきましょう。
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