エアコンを買い替えるとき、古いエアコンは一般的に新しいエアコンを取り付けてくれる業者が引き取ってくれますよね。
しかし、エアコンは家電リサイクル法の対象となる家電製品なので引き取ってもらうのにも費用がかかります。
実は、古いエアコンも買取業者に売ることが出来るんです。
今回は、エアコンを買取してもらう方法や、買取業者の選び方、高価買取のコツなどについても紹介します。
目次
エアコンは処分より買取してもらうほうがお得

エアコンは「家電リサイクル法」という法律の対象家電製品です。
エアコンを不燃ごみなどで捨ててしまうと違法になり、1年以下の懲役、または50万円以下の罰金が課せられます。
エアコンを処分する際にはリサイクル券を購入し、自治体や指定の処分業者に処分を依頼しなければいけません。
家電量販店などで新しいエアコンを購入する際には、費用を払えば代行して引き取ってくれます。
費用としては、リサイクル料と取り外し・運搬費用を合わせて10,000円しないぐらいかかることが多いです。
結構な出費になってしまいますよね。
実は、古いエアコンでも需要があるので買取してもらうことが出来ます。
買取してもらえばリサイクル料などの費用がかからず処分出来るのでお得です。
エアコンと室外機はセットで買取が基本

買取業者に買い取ってもらう際には、本体だけでなく室外機もセットで買取してもらうのが基本です。
エアコンは室外機がなければ動きません。
エアコン本体だけ、室外機だけを買取してもらいたいという人もいるかもしれませんが、どちらかだけだと価値がなくなってしまい買い取ってもらえないことも多いです。
室外機は外に置くものなので、エアコンよりも劣化しやすく汚れやすいですので、エアコンを買取してもらう際には室外機をキレイにしておくといいでしょう。
エアコンを高価買取してもらう5つのコツ!

古いエアコンを高価買取してもらうコツについて紹介します。
【1】キレイな状態にしておく
家電を買取に出す場合にはキレイに掃除しておくのがポイントです。
フィルターや本体をキレイにしておくのは基本です。
できれば内部もしっかりキレイにしておきたいですが、素人が自分で掃除をしてしまうと失敗してかえって値段が下がってしまう可能性もあります。
内部を掃除する場合には慎重に行いましょう。
喫煙者がいたり、ペットがいたりする場合には買取価格が下がったり、買取不可という場合もありますので注意が必要です。
【2】付属品を揃える
エアコン購入当時に付属していたものは全て揃えて買取に出すようにしましょう。
- フィルターの予備
- 説明書
- リモコン
- 保証書
などは全て揃えてとっておくようにしましょう。
【3】需要の高い時期に売る
エアコンを買取してもらう際には、需要の高い時期に売るというのもポイントです。
エアコン買取に適した時期というのは、6月~7月です。
気温が上がり暑くなる前に準備しておきたいという人が多いので、需要が高まります。
逆に、冬になると買取価格は低くなり、5倍程度差が付く場合もあります。
なるべく高く買取してもらいたいという場合には時期を見定めるようにしましょう。
【4】製造から5年以内に売る
エアコンは、型式が新しければ新しいほど高く売れます。
エアコンの寿命は約10年と言われているので、古くなればなるほど買取してくれる店はなくなります。
エアコンの価値は製造から1年でどんどん下がっていくので、経年してしまう前に売るのがおすすめです。
5年過ぎてしまっているものの場合には、事前に買取業者に買取してもらえるかどうか確認するほうが確実です。
【5】他の家電も一緒に売る
エアコンを買取してもらう時に、他の家電も一緒にまとめて売ると買取価格がアップする可能性があります。
せっかく大物のエアコンを買取してもらうのですから、まとめて売りたい家電があれば相談してみるようにしましょう。
出張サービスのある買取業者を利用すれば、店まで足を運ぶ手間もかかりません。
エアコン買取業者の選び方の3つのポイント!

エアコンの買取業者は色々あります。
ネットで探すと色々出てくると思います。
しかし、エアコンの買取業者は安易に選んでしまっては危険です。
エアコン買取業者はポイントを押さえてしっかり選ぶことが重要です。
【1】営業許可を得ているかどうか
実は、エアコンを買取してくれる業者には許可を持たずに不法に営業している業者があります。
エアコンを買取するには、「一般廃棄物収集運搬許可」というものが必要です。
エアコンは、フロンガスなどの有害物質を放出するので、有害物質を適切に回収できる設備のあるところでないと営業許可がおりないからです。
許可を持たず、最初はうまいことを言って回収した後に、後から高額な代金を請求してくるという悪質な業者もありますので、しっかりと確認するようにしましょう。
【2】取り外しの料金が無料かどうか
エアコン買取の際には、エアコンを取り外す料金が無料のところを選ぶようにしましょう。
取り外しに手数料がかかる業者だと、エアコンが売れても手数料で持って行かれてしまう場合があります。
依頼する際には、取り外しの料金がかかるのかどうか確認するようにして下さい。
【3】出張買取してくれるところ
エアコンを買取してもらう際には、取り外しをする必要があります。
エアコンは素人では取り外しが難しいです。
出張買取で、取り外しまで行ってくれる業者を選ぶようにしましょう。
まとめ

エアコンを処分する場合には、買取業者に依頼するのがオススメな理由や、買取業者の選び方、高価買取のコツについて紹介しました。
エアコンをどこに買取依頼すればいいのか分からないという方は、「ヒカカク」などの買取業者を比較するサイトを活用するのもオススメです。
自分の条件に合った買取業者で、エアコンを高価買取してもらいましょう。
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